職員を育てる
第一段階から第二段階にステップアップする際も部署のリーダーや主任と一緒に出来ていること出来ていないことを丁寧に確認しながら次のステップに望むことが出来るようになっています。研修は一年間継続して行われ、年度末にはフォローアップ研修をして総仕上げとなります。
新入職員教育プログラム以降の研修は、それぞれの役職や経験年数にあった多様な研修プログラム(内部、外部、自主)を展開しています。同和園に新卒で入職される方で福祉関係学部でない方も多勢います。最近では大半の職員が実務経験を積んだ後、介護福祉士の受験資格を取得しています。介護福祉士を取得すれば5年で介護支援専門員の受験資格が得られるのでキャリアアップにもつながります。
無資格・未経験でも
新人研修の一環として年約10回の集合研修にて、理論的なことを学び、専門的な知識を習得して頂いています。介護の三大介助である「排泄」「入浴」「食事」の支援に必要な技術を学ぶため、集合研修・OJT研修を実施しています。
「介護の専門職」となれるように、研修制度を設けています。
急変時・想定外のケースも
特別養護老人ホームは終(つい)の住処で、日常的な生活を営むための施設ですが、同和園は常勤医師がおり、看護師が24時間施設内に常駐していますので、ご入居者の急病・急変時にPHSで要請すれば、すぐ駆けつけてくれます。
想定外のケース・不安がない場合、インカムで呟くと、他の職員が対応してくれます。
キャリアパス
個々の職員の思いや働き方を考慮し、個々の職員に合わせたキャリア形成の支援を行っています。
1)専門的知識を習得する機会があります。
ご利用者がその人らしく安心して暮らして頂くための支援をするために、より専門的な知識を習得する研修を実施しています。
①大学教授による定期的に行う「ソーシャルワーカー研修」
②看取り研修・看取り実例報告会
③認知症研修
④法人理念研修・これからの介護業界について(全職員対象)
2)資格取得支援
法人として、職員の資格取得を積極的に支援しています。
下記の場合、有休日数が減らない特別休暇(資格取得休暇)としています。
・資格取得のための受験日(介護福祉士・社会福祉士・介護支援専門員、専門調理師等)
・介護実務者研修の内3日間
・介護支援専門員取得研修(全6日間)
3)人材育成のための面接
個々の職員がキャリア形成について具体的にイメージできるように、目標設定等のアドバイスが受けられるように、半年に1回、全職員を対象に育成面接を実施しています。
4)成長を促す仕組み
個々の入居者に寄り添うケアを実現するために、科学的根拠に基づくケア・意志疎通の難しい方の思いを汲み取る経験等を通して、今までと違うケアを創造していく(クリエィティブな)仕事です。
職員の思いをチーム内で検討することによって、より良いチームケアを実現するとともに、いろいろな経験ができます。専門的研修も実施しています。